赤松大使による海洋大臣への表敬訪問、ミンデロ漁港視察

令和7年12月27日
       


2025年12月17日、カーボベルデを訪問中の赤松大使は、サンヴィンセント島を訪問し、同島にてサントシュ海洋大臣を表敬訪問した後、同大臣と共にミンデロ漁港を視察しました。
 ミンデロ漁港は、カーボベルデの水揚げ量の約4割を担う重要拠点であり、日本は3度(平成10年度、平成11年度、平成19年度)にわたる無償資金協力(供与総額:約23億円)を通じて、漁船専用岸壁、荷捌き施設、冷蔵設備等を整備してきました。25年以上前に供与した設備が本日なお利用されていることが確認できました。
 視察にあたっては、ミンデロ漁港長及び漁港で働く人々から、訪問に対する歓迎及び漁港の案内を受けました。
 赤松大使は、冒頭、本年8月にサンヴィンセント島を襲った豪雨被害に対するお見舞いの表明を行いました。また、同大臣が本年10月に大阪・関西万博ナショナルデーに併せて来日したことに感謝を述べるとともに、同来日時に実施された日カーボベルデ投資フォーラムの成果を踏まえつつ、今後のブルーエコノミー分野における二国間協力の強化につきサントシュ海洋大臣ら関係者と意見交換を行いました。