平成24年度無償資金協力「食糧援助」E/N署名式

ガンビアでは、食糧収穫量は年々増加傾向にはあるものの、自給率は50%以下と依然として低く、2011年の旱魃やここ数年の雨期の洪水などの天候不順により、コメをはじめとする主要食糧の多くを輸入に頼っています。本支援は、ガンビア政府による支援要請に応え、食糧安全保障対策としてコメを供与するものです。
我が国は、1980年から16回に渡り、食糧援助(コメ、小麦粉)を実施しており、援助総額は約31億円に上ります。
式典では、ドラメ臨時代理大使より、ガンビアにおける我が国の長年に渡る経済協力の取り組みに対して感謝の意が表されました。また、本援助は、食糧安全保障に取り組むガンビア政府を支援し、国民に直接裨益するものであると高く評価しました。
