平成25年度対ガンビア草の根文化無償資金協力「バンジュール市青少年育成のためのスポーツ器材整備計画」署名式

2014年3月18日、首都バンジュールのガンビア国家オリンピック委員会事務所において、ガンビア国家オリンピック委員会と在セネガル日本国大使館の間で約970万円(約9,000ユーロ)を供与金限度額とする草の根文化無償資金協力「バンジュール市青少年育成のためのスポーツ器材整備計画」の贈与契約署名式が開催されました。ガンビア国家オリンピック委員会関係者を始め、本案件の恩恵を受ける各団体代表及び各メディア総勢約20名が見守るなか、当館近藤茂参事官とモモドゥ・ディバ会長との間で契約書の署名が取り交わされました。本案件の実施によりバンジュール市内の競技場、学校、スポーツ振興センター計3か所に、陸上競技、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール等のスポーツ用器材115基及びスポーツマット18枚が整備されます。本案件は2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて今まで日本が行ってきたスポーツ分野における国際貢献を更に発展させる新しいプログラム「Sport for Tomorrow(スポーツ・フォー・トゥモロー)」の一環であり、スポーツ振興運動を通してガンビア共和国の貧困層の青少年の健全な心身の育成を目指すものです。
署名式の前に行われたスピーチにおいてモモドゥ・ディバ会長は、本案件の実施に貢献した在セネガル日本国大使館及び日本オリンピック委員会に謝意を表すと共に、日本はアフリカの友人であり、特にガンビア共和国におけるオリンピック委員会や各種スポーツ協会を支援してくれていると伝えました。
ガンビア共和国内のメディアの関心も高く、式典の様子は新聞やテレビでも大きく報道され、日本・ガンビア共和国両国の友好関係が再確認される署名式となりました。