平成26年度対ガンビア草の根・人間の安全保障無償資金協力「ウェストフィールド診療所医療機器整備計画」署名式

2015年3月10日、カニフィング地区セレクンダ所在のウェストフィールド診療所において、平成26年度対ガンビア草の根・人間の安全保障無償資金協力「ウェストフィールド診療所医療機器整備計画」(供与限度額9,384,192円)につき、高野書記官と同診療所タンバドゥ理事会会長により贈与契約の署名が行われました。署名式には診療所関係者、保健社会福祉省関係者、カニフィング地区代表等が出席しました。

本支援では、血液分析装置、電解質分析装置、臨床化学分析装置、HbA1C分析装置、超音波スキャナー、顕微鏡、発電機が各1台ずつ供与されます。他の途上国同様、ガンビアにおける主な病因、死因はマラリア等の感染症から糖尿病、高血圧、脳卒中等の非感染性疾患に移りつつあります。このような社会背景に対応すべく、迅速で正確な医療診断を受けられる医療環境を整備し、診察サービスの強化並びに診療・予防医療の拡充を図ります。本計画はウェストフィールド診療所の利用者年間約15,000人、ひいては同診療所が位置するカニフィング地区約38万人及び周辺農村地域住民に貢献するものです。

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署名後握手を交わす高野書記官(左) ウェストフィールド診療所のタンバドゥ 理事会会長(右)