在セネガル日本大使館メールマガジン(2022年10月12日配信)
令和4年10月13日
皆さま
在セネガル日本大使館のメールマガジン2022年10月号を配信いたします。このメールマガジンは、在留届をご提出いただいた方、その他日・セネガル関係のためにご活動いただいている方々に配信しております。
【在セネガル日本大使館メールマガジン 2022/10/12 第5号】
◆ 目次 ◆
1 「伊澤修駐セネガル日本大使挨拶」
2 「大使館からのお知らせ」
3 「寄稿文」
4 「領事便り」
5 「政治・経済」
6 「広報・文化便り」
***********************
1 伊澤修駐セネガル日本大使挨拶
皆様、如何お過ごしでしょうか。
本使は、先月後半から休暇で日本に帰国しています。健康管理の目的の休暇ではありますが、せっかくの機会なので日セネガル関係に縁のある方々やその発展にご協力頂ける方々を中心にアポや意見交換を精力的にこなしています。日セネガル関係に関与する方々は、経済協力やビジネスといった経済関係、政治・地域情勢といった政治関係、文化交流や学生等の交流等、幅広い分野で活躍されているので、本使がお会いする方々も様々です。更に、まだ皆様に具体的にお伝えできないのですが、これまでセネガルでは活動がみられなかった分野での日本の協力についても働きかけを行っています。本使は今週末セネガルに戻りますが大変実り多い休暇でした。「実り多い休暇」というのは若干矛盾しているようにも思えますが、休むことが苦手な本使ですので、まあいいでしょう。今回皆様への報告としては、シス在京セネガル大使やサコ京都精華大学前学長にこのメールマガジンへの寄稿に賛同して頂きました。追って掲載させて頂きます。
本使は今回の帰国でお会いした方々に一つの見方を伝えてきました。
確かに今日アフリカでは、中国、欧米やロシア等の大国の動きが活発であり、特にセネガルでは伝統的な仏に加えて資金力を背景に中国やトルコの活動が目覚ましいものがある。その結果アフリカにおいて日本の影響力が下がっていると懸念する向きもある。確かに中国はかなりの資金をアフリカに投じている。しかしながら、その一方で、アフリカの多くの国々は地下資源を有しない国がほとんどである。日本は、地下資源を大して有していないにもかかわらず、明治時代から紆余曲折がありながらも発展を続け先進国になったことは、このような資源を有しない多くのアフリカ諸国にとって依然として目指すべき国のモデルなのではないか、いやモデルでありつづけるべきではないか?資源を有する中国や米国、植民地支配の苦い歴史のある欧州諸国、資源大国ロシア、このいずれをとっても彼らの目指すべき発展のモデルにはなりえない。人的資源に投資をして、人的資源を中心に国を発展させた日本こそが資源を有しないの多くのアフリカ諸国にとって引き続き目指すべき発展のモデルとしてあり続けるべきだろう。
本使は今週末セネガルに戻り、10月24日から始まるダカール・フォーラムの準備に取り掛かります。ウクライナでの戦争が世界情勢に大きな影響を与えていますが、セネガル周辺地域でも不安定な情勢が続いており、ここセネガルでこうした安全保障の問題をしっかり議論することは大変有意義なことだと思います。日本からは例年ハイレベルの政務に参加いただいています。本年も出張予定の政府の代表をお支えして、日本の声を国際社会に対してしっかり伝えていきたいと思います。
2 大使館からのお知らせ
○2022年10月、11月の休館日のお知らせ
10月10日(月) スポーツの日
11月 1日(火) 万聖節
3 寄稿 ~魚住彰吾様(レスリング・コーチ)~
皆様初めまして、元JICA青年海外協力隊で、現在ティエス市在住の魚住彰吾と申します。
2022年4月からティエス州の少年少女レスリングコーチとしてセネガル国内でのレスリング普及活動を行っているほか、日本人初のセネガル相撲選手としてセネガル相撲チャンピオンを目指して活動しております。
セネガルとの出会いは、2017年1月から2019年1月までの2年間、JICAボランティアとしてレスリングの普及隊員として任地ティエスの国立国民スポーツ教育大学で活動を行ったことが始まりです。JICAボランティアとしては、指導者の育成、若年層の競技人口増加のため少年少女レスリング教室の活動を行いました。そのほかにも、任地以外の小学校や児童館の少年少女を対象としたレスリング体験イベントの開催、セネガル国内のレスリング認知度向上のためテレビやラジオに出演して周知活動などを行いました。結果、指導者3名を育成し、少年少女レスリング人口は0名から50名ほどまで増加したほか、国内初の少年少女レスリング大会を開催しました。しかし、2年間での活動だけでは、レスリング普及の可能性を見出すことはできましたが、セネガル人が主体的にレスリング普及を行える仕組みづくりまでは実現できませんでした。
JICAボランティアとしての活動は、人生の価値観や考え方を大きく変えてくれる有意義な時間でした。活動当初、言語や宗教、習慣の違いで少年少女レスリング教室での子供たちへの指導やコーチの指導が上手くいっていなかったとき、常に活動を支えてきてくれたセネガル人男性「シェール」と出会いが最も印象に残る思い出です。彼がいてくれたことで全ての活動が軌道に乗り、様々な成果を生み出すことができました。私はそんな彼と必ずセネガルでレスリングを普及させようと約束をしました。
彼は新型コロナウイルスの影響により後任ボランティアが帰国した後も、私との約束を守り、諦めずにレスリング普及を続けていました。私はそんな彼の姿を見て、彼との約束を果たすため、決意を固め、3年間という年月を経て、セネガルに帰ってきました。
セネガルでは2026年にアフリカ初のセネガル主催のユースオリンピック(14歳から18歳のオリンピック)が開催されます。私のコーチとしてのミッションは、この大会に向けて、セネガル相撲協会の少年少女のレスリング選手のためのライセンス制度を構築すること、選手育成・強化が行える環境を整備すること、ユースオリンピックで活躍できる選手を育成すること、レスリングを通して少年少女が夢や目標を持てる未来を創ることです。
活動を再開してから4か月半ほど経ちました。この期間では、人間関係の再構築、少年少女レスリング教室の再始動、セネガル相撲協会における自分自身のポジション作り、セネガル相撲選手としての活動(セネガル相撲チームへの参加と大会出場)を行いました。現在の活動で以前と大きく違う点は、JICAボランティアではなく、個人という部分です。活動を行う上で、JICAのような組織の肩書がない一個人の活動は周りからの信頼度が低くなります。この部分が個人での活動の難点です。そのため、私はセネガル相撲協会内に自分のポジションを確立することで活動がより一層促進していくと考え、セネガル相撲協会関係者や州知事等の協力を得てティエス州の少年少女レスリングコーチに就任しました。上に挙げた目標を遂げるにあたり、セネガル相撲選手としての活動は非常に重要となってきます。セネガルにはレスリング協会は存在せず、セネガル相撲協会内部にレスリングの組織が存在し、管理されています。国内でのレスリングの認知度は低く、競技人口も多くはありません。そこで、私がセネガル相撲選手として活躍することで、セネガル国内での注目を集め、レスリング普及活動について多くの人に認知してもらうことができると考えています。
私は以上のような想いでセネガルでの活動に取り組んでいます。まだスタートしたばかりですが、今後、更にこの活動が活性化していけるように尽力していきます。
在留邦人の皆様には、このような活動をしている日本人がいることを認知して頂き、温かく見守って頂ければ幸いです。
この度、在留邦人の方々へ発信できる大変貴重な機会を設けてくださった在セネガル日本大使館の皆様に感謝の意を申し上げます。ありがとうございます。
今後とも魚住彰吾を宜しくお願い致します。
※私の活動についてはHPやSNS等で発信をしておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
◇HP
https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.wrestlingshogo3760.com%2F%3Ffbclid%3DIwAR3-OSavlUeiEbAh9WaFlthTU71zpcqT25eHSdZK9QOa_x2O1FsUOLNp7dw&h=AT34U2XHvsUrk_VdUBDYHEdszC3TpPVKnffdpM9yP48v_StSeQWYyYA3ZXf7kkWngJ3cqXl7Vd4p7hsBRZfHiya5WKzCspoQiQNJ1SCENhVcrJSSDThLVpf2dtoj8jqFJSeC2A
◇Instagram
https://www.instagram.com/
◇YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC1CYL7Tz085HOsamYcbtuNA
4 領事便り
<新型コロナウイルス感染症:水際措置の見直し(10月11日から)>
〇検査等の見直し
10月11日以降、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、入国時検査(新型コロナPCR検査)が行われなくなり、待機期間もなくなります。
他方、全ての帰国者・入国者については引き続き、日本で有効な新型コロナワクチン接種証明書(3回接種)、又は出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明のいずれかの提出が求められます。
※有効なワクチンについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html
※出国前72時間前に行う新型コロナPCR検査の陰性証明書の書式
https://www.mhlw.go.jp/content/000909641.pdf
〇外国人の新規入国制限の見直し
外国人の新規入国について、日本国内に所在する受入責任者による入国者健康管理システム(ERFS)における申請を求めないことになります。併せて外国人観光客の入国について、全ての国からの個人旅行者の受け入れを開始します。
※当館での観光査証(ビザ)申請受付は10月11日以降になる見込みです。
〇査証(ビザ)免除措置に適用再開
査証免除国については、査証免除措置の適用が再開されます
※セネガルは査証免除国ではありませんので、引き続き査証の取得が必要です。
5 政治・経済
○ダカール・フォーラム・キックオフ会合の開催
9月8日、タル外務・在外自国民大臣の主催により、10月24日・25日に開催予定の第8回アフリカの平和と安全に関するダカール国際フォーラム(通称「ダカール・フォーラム」)のキックオフ会合が開催され、伊澤大使が出席して日本の協力の意向を表明しました。
ダカール・フォーラムは、アフリカ諸国のみならず、欧米・中東・アジア等のパートナー諸国、国際機関・地域機関の首脳・閣僚級を始めとするハイレベル、軍・治安関係者、有識者、市民社会、民間企業等、国際社会の様々なアクターが一堂に会してアフリカの安全保障問題について議論する場となっており、日本は2014年の第1回会合から会合に参加し、主要パートナー国の一つとして開催支援を行ってきています。8回目となる今年のダカール・フォーラムでは「外生的ショックに直面するアフリカ:安定と主権の課題("Africa in the face of exogenous shocks: challenges of stability and sovereignty”)」をテーマに、アフリカの安定上の課題と平和のダイナミクス、安全保障、食料、保健等の分野におけるアフリカの主権などについて意見交換が行われる予定です。
「平和と安定」はTICADの3本柱の1つでもあります。8月27日・28日にチュニスで開催されたTICAD8において、日本は今後ともアフリカにおける持続可能な平和と安定の実現に向けたアフリカ自身の取組みとイニシアティブを後押ししていく意向を改めて表明しました。
キックオフ会合における伊澤大使の挨拶については以下の当館HPをご参照ください。
(https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00933.html)
○第一次アマドゥ・バ内閣の発足
9月16日夜、サル大統領は国民向けの演説を行い、9月12日に国民議会の場で起きた混乱に遺憾の意を表した上で、国家の一体性と行政の正常な運営を確保するための冷静な対応を呼びかけました。その上で、17日に(2012年12月の憲法改正以来指名が行われず空席となっていた)首相の任命と新内閣の組閣を行い、購買力の向上、物価の安定、安全保障問題、住宅、保健衛生、教育・職業訓練、若者の起業と雇用の創出等の国家の優先事項に取り組んでいく姿勢を表明しました。
これを受け、17日には、アマドゥ・バ前外務・在外自国民大臣(元経済・財政大臣)が新首相に任命され、同日夜に閣僚38名(うち女性8名)から成る第一次アマドゥ・バ内閣が組閣されました。
今回の新内閣発足に際しては、一部大臣及び省庁の所掌に変更があったほか、ウリマタ・サール経済・計画・協力大臣(前職:UN Women西アフリカ地域事務所長)等計18名の閣僚が新入閣を果たしました(うち4名は閣僚経験者)。アイサタ・タル・サル外務・在外自国民大臣、シディキ・カバ国防大臣等計14名が留任し、計6名が閣内異動となりました。
閣僚リストについては以下のセネガル政府HPをご参照ください。
(https://mesr.gouv.sn/98984712698297726378108740194ndwjvkwwbvey5xbgfivzcnbhvey5xbjcnbhvmlux987809098mjsjqh1shqgdijdbvcbxcvxv2cjdhgdhgfeynouveau-gouvernement-du-senegal-la-liste-complete/ )
○サル大統領(AU議長)の国連総会一般討論演説
9月20日、サル大統領は、国連総会においてAU議長としての一般討論演説を行い、サヘル地域やウクライナを含む安全保障情勢、安保理改革におけるアフリカ共通ポジションを含む国連改革、G20へのAU加盟、SDR再配分要請を含む経済財政ガバナンス、気候変動、アフリカとのパートナーシップのあり方等について言及しました。サル大統領の演説(仏語)は以下のセネガル政府HPをご参照ください。
(https://www.sec.gouv.sn/publications/actualites/77e-session-ordinaire-de-lassemblee-generale-des-nations-unies-discours-de)
○ガンビア外相の国葬の儀への出席及び山田外務副大臣との会談
ガンビアのママドゥ・タンガラ外務・国際協力・在外ガンビア人大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日し、9月27日には山田外務副大臣と会談を行いました。
タンガラ大臣からは安倍元総理大臣の逝去に対する哀悼の意の表明と、バロウ大統領からの深い弔意の伝達があり、山田副大臣からはバロウ大統領によるTICAD8への参加への謝意が表明されました。
また、双方は、持続的成長や貧困削減を目標に、日・ガンビア間で開発分野での協力を進めて二国間関係を更に強化していくことを確認したほか、ウクライナ情勢を含めた国際情勢、食料安全保障の強化や開発金融の透明性・公正性の重要性等についても意見交換を行いました。
会談の詳細は以下の外務省HPをご参照ください。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000932.html)
○カーボベルデに対する学校給食支援(WFP経由)
今般、日本政府は、WFPが実施するカーボベルデの学校給食支援のため50万米ドルを拠出することを決定しました。カーボベルデは長引く干ばつ、新型コロナウイルス、ウクライナ情勢の影響を受け、国内の食糧状況が大変厳しい状況にあります。今般の決定は、本年7月に署名した食糧援助に続き、カーボベルデの食糧安全保障の改善に貢献するものです。
○ギニアビサウに対する食料援助(WFP経由)に関する書簡の交換
9月8日、ギニアビサウの首都ビサウにおいて、当館の中嶋参事官と、ジョアオ・マンジャWFPギニアビサウ事務所代表との間で、供与額2億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
ギニアビサウでは、雨期の洪水被害を中心とする自然災害による農業への悪影響や、農作物生産資機材の不足等、食糧生産をめぐる課題が多く、慢性的な食糧不足に陥っています。2021年の世界飢餓指数(Global Hunger Index)で5段階中3番目に深刻な「Serious」に分類されており、同国の食料安全保障への対策が急務となっています。
今回の食料援助は、2022年6月のG7エルマウ・サミットにおいて岸田総理大臣が表明した、グローバルな食料危機へ対応するための計約2億ドルの支援の一環として、ギニアビサウにおける食料安全保障の改善及び開発課題の解決を図ることを目的として、同国の食料及び栄養が不足している人々に対し、被災地産魚缶詰による食糧援助を実施するものです。
また、日本は、本年8月のTICAD8において、食料危機対応・持続可能な農業生産のために取り組むことを表明しており、この協力は当該表明を具体化するものです。
○当館が所掌する4か国(セネガル、カーボベルデ、ガンビア、ギニアビサウ)の政治経済関連の一般情報は、翌月上旬に当館のHP新着情報欄に「在セネガル大使館月例報告」として掲載しておりますので、ご関心のある方はそちらをご参照ください。
(参考)2022年9月の月例報告:https://www.sn.emb-japan.go.jp/files/100404671.pdf
6 広報・文化便り
○第35回俳句コンクールの作品募集の開始
第35回俳句コンクールの作品募集を開始しました。日本文化への理解促進を目指して当館が1979年から開催してきた本コンクールには、例年、セネガルのみならず世界中から多数の応募が寄せられています。また、協賛企業として格式高いホテルであり例年ご協力を賜っているキングファッドパレス、ラディソン、プルマンに加え、今年はエアーフランスからも受賞者に副賞を授与していただいく見通しであり、大使館から感謝の意を表します。
フランス語による募集案内は当館HP及びSNSに掲載予定ですので、多くの方々にご応募いただけるよう、是非お知り合いの方々にもご案内いただければ幸いです。
・俳句形式:テーマは自由。おひとり1作品(フランス語)。
・応募資格:制限なし(全ての方が応募できます)
・応募期限:2023年1月31日(火)
・応募先:以下の当館広報文化班宛てにメールまたは郵送ください。氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスを記載願います。
(1)Ambassade du Japon au Senegal – Bd Martin Luther King (ex Corniche Ouest) B.P. 3140 – Dakar – Senegal
・副賞:キングファッドパレス、ラディソン・ブル又はプルマン・テランガホテルの宿泊・食事券、エアーフランスのラウンジ利用券(調整中)
・お問い合わせ先:
在セネガル大使館 Tél. 33 849 55 00 – Fax : 33 849 55 55
E-mail : mouhamadou.cisse@dk.mofa.go.jp
○日・セネガルの大学関係者、文化関係者によるレセプションの実施
9月8日、当館は、日本の大学関係者(京都精華大学(清水貴夫氏、ユー・スギョン氏、稲賀繁美氏、学生10名)、北海道大学アフリカルサカオフィス(日下部光氏)、慶應義塾大学・LEUK(巴山未麗氏))のセネガル訪問の機会を捉え、大使公邸で、日・セネガル間の学術・文化交流の促進を目的としたレセプションを開催しました。
セネガル側からは、大学関係者(UCAD(Rakhmatoulah NDIAYE氏)、ISM(Nzube Conaniah OBIDAN氏、Sena Regina COLY氏)、CESAG(Bassi MBAYE氏、Armel ZOUGMORE氏))のほか、日本文化に造詣が深いアーティスト(空手・絵画(Mbaye Babacar DIOUF氏)、マンガ(Latyr NING氏、Seidina Issa SOW氏)、剣玉(Theo PETRONI氏)、忍術(Arnaud APPIROU氏))等が参加し、それぞれの活動状況や今後の協力の可能性等について意見交換し、交流を深めました。
当日の模様はこちらをご参照ください。
(https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0rwGGr4DUCVvdqugwiKq6R2RdQB7Qao5xMzAUBgzJ6cJpmWEX9baPeY7ix1nVNUYLl&id=100078921276471)
○当館では、日本関連行事に関する情報を随時募集しております。皆様ご自身が実施される日本関連行事のほか、知り合いの方のご活動等についての情報を( mailmagazine-sn@dk.mofa.go.jp )までお知らせください。毎月末までに原稿をいただければ翌月のメールマガジンに掲載することができます。当館HPやSNSへの掲載は随時行います。
○当館のSNSアカウントは以下のとおりです。日・セネガル関係強化のため、是非ご関心のある投稿のRTやシェア等、皆さまのご協力をお願いいたします。
TW:https://twitter.com/JapanEmbSenegal
FB:https://www.facebook.com/profile.php?id=100078921276471
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[在セネガル日本大使館メールマガジン]
○本メールマガジンに関するご意見・ご要望は以下のメールアドレスあてに送信してください。新規配信登録のご希望もこちらまでお寄せください。
( mailmagazine-sn@dk.mofa.go.jp )
○参考ホームページ
首相官邸ホームページ ( www.kantei.go.jp )
外務省ホームページ ( www.mofa.go.jp/mofaj/ )
当館ホームページ
(https://www.sn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html )
当館Twitter ( https://twitter.com/JapanEmbSenegal )
当館Facebook
( https://www.facebook.com/profile.php?id=100078921276471 )
○発行:在セネガル日本大使館
Ambassade du Japon au Senegal
Boulevard Martin Luther King, Dakar, Senegal (B.P. 3140)
TEL :(+221)33.849.55.00
FAX :(+221) 33.849.55.55
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【在セネガル日本大使館メールマガジン 2022/10/12 第5号】
◆ 目次 ◆
1 「伊澤修駐セネガル日本大使挨拶」
2 「大使館からのお知らせ」
3 「寄稿文」
4 「領事便り」
5 「政治・経済」
6 「広報・文化便り」
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1 伊澤修駐セネガル日本大使挨拶
皆様、如何お過ごしでしょうか。
本使は、先月後半から休暇で日本に帰国しています。健康管理の目的の休暇ではありますが、せっかくの機会なので日セネガル関係に縁のある方々やその発展にご協力頂ける方々を中心にアポや意見交換を精力的にこなしています。日セネガル関係に関与する方々は、経済協力やビジネスといった経済関係、政治・地域情勢といった政治関係、文化交流や学生等の交流等、幅広い分野で活躍されているので、本使がお会いする方々も様々です。更に、まだ皆様に具体的にお伝えできないのですが、これまでセネガルでは活動がみられなかった分野での日本の協力についても働きかけを行っています。本使は今週末セネガルに戻りますが大変実り多い休暇でした。「実り多い休暇」というのは若干矛盾しているようにも思えますが、休むことが苦手な本使ですので、まあいいでしょう。今回皆様への報告としては、シス在京セネガル大使やサコ京都精華大学前学長にこのメールマガジンへの寄稿に賛同して頂きました。追って掲載させて頂きます。
本使は今回の帰国でお会いした方々に一つの見方を伝えてきました。
確かに今日アフリカでは、中国、欧米やロシア等の大国の動きが活発であり、特にセネガルでは伝統的な仏に加えて資金力を背景に中国やトルコの活動が目覚ましいものがある。その結果アフリカにおいて日本の影響力が下がっていると懸念する向きもある。確かに中国はかなりの資金をアフリカに投じている。しかしながら、その一方で、アフリカの多くの国々は地下資源を有しない国がほとんどである。日本は、地下資源を大して有していないにもかかわらず、明治時代から紆余曲折がありながらも発展を続け先進国になったことは、このような資源を有しない多くのアフリカ諸国にとって依然として目指すべき国のモデルなのではないか、いやモデルでありつづけるべきではないか?資源を有する中国や米国、植民地支配の苦い歴史のある欧州諸国、資源大国ロシア、このいずれをとっても彼らの目指すべき発展のモデルにはなりえない。人的資源に投資をして、人的資源を中心に国を発展させた日本こそが資源を有しないの多くのアフリカ諸国にとって引き続き目指すべき発展のモデルとしてあり続けるべきだろう。
本使は今週末セネガルに戻り、10月24日から始まるダカール・フォーラムの準備に取り掛かります。ウクライナでの戦争が世界情勢に大きな影響を与えていますが、セネガル周辺地域でも不安定な情勢が続いており、ここセネガルでこうした安全保障の問題をしっかり議論することは大変有意義なことだと思います。日本からは例年ハイレベルの政務に参加いただいています。本年も出張予定の政府の代表をお支えして、日本の声を国際社会に対してしっかり伝えていきたいと思います。
2 大使館からのお知らせ
○2022年10月、11月の休館日のお知らせ
10月10日(月) スポーツの日
11月 1日(火) 万聖節
3 寄稿 ~魚住彰吾様(レスリング・コーチ)~
皆様初めまして、元JICA青年海外協力隊で、現在ティエス市在住の魚住彰吾と申します。
2022年4月からティエス州の少年少女レスリングコーチとしてセネガル国内でのレスリング普及活動を行っているほか、日本人初のセネガル相撲選手としてセネガル相撲チャンピオンを目指して活動しております。
セネガルとの出会いは、2017年1月から2019年1月までの2年間、JICAボランティアとしてレスリングの普及隊員として任地ティエスの国立国民スポーツ教育大学で活動を行ったことが始まりです。JICAボランティアとしては、指導者の育成、若年層の競技人口増加のため少年少女レスリング教室の活動を行いました。そのほかにも、任地以外の小学校や児童館の少年少女を対象としたレスリング体験イベントの開催、セネガル国内のレスリング認知度向上のためテレビやラジオに出演して周知活動などを行いました。結果、指導者3名を育成し、少年少女レスリング人口は0名から50名ほどまで増加したほか、国内初の少年少女レスリング大会を開催しました。しかし、2年間での活動だけでは、レスリング普及の可能性を見出すことはできましたが、セネガル人が主体的にレスリング普及を行える仕組みづくりまでは実現できませんでした。
JICAボランティアとしての活動は、人生の価値観や考え方を大きく変えてくれる有意義な時間でした。活動当初、言語や宗教、習慣の違いで少年少女レスリング教室での子供たちへの指導やコーチの指導が上手くいっていなかったとき、常に活動を支えてきてくれたセネガル人男性「シェール」と出会いが最も印象に残る思い出です。彼がいてくれたことで全ての活動が軌道に乗り、様々な成果を生み出すことができました。私はそんな彼と必ずセネガルでレスリングを普及させようと約束をしました。
彼は新型コロナウイルスの影響により後任ボランティアが帰国した後も、私との約束を守り、諦めずにレスリング普及を続けていました。私はそんな彼の姿を見て、彼との約束を果たすため、決意を固め、3年間という年月を経て、セネガルに帰ってきました。
セネガルでは2026年にアフリカ初のセネガル主催のユースオリンピック(14歳から18歳のオリンピック)が開催されます。私のコーチとしてのミッションは、この大会に向けて、セネガル相撲協会の少年少女のレスリング選手のためのライセンス制度を構築すること、選手育成・強化が行える環境を整備すること、ユースオリンピックで活躍できる選手を育成すること、レスリングを通して少年少女が夢や目標を持てる未来を創ることです。
活動を再開してから4か月半ほど経ちました。この期間では、人間関係の再構築、少年少女レスリング教室の再始動、セネガル相撲協会における自分自身のポジション作り、セネガル相撲選手としての活動(セネガル相撲チームへの参加と大会出場)を行いました。現在の活動で以前と大きく違う点は、JICAボランティアではなく、個人という部分です。活動を行う上で、JICAのような組織の肩書がない一個人の活動は周りからの信頼度が低くなります。この部分が個人での活動の難点です。そのため、私はセネガル相撲協会内に自分のポジションを確立することで活動がより一層促進していくと考え、セネガル相撲協会関係者や州知事等の協力を得てティエス州の少年少女レスリングコーチに就任しました。上に挙げた目標を遂げるにあたり、セネガル相撲選手としての活動は非常に重要となってきます。セネガルにはレスリング協会は存在せず、セネガル相撲協会内部にレスリングの組織が存在し、管理されています。国内でのレスリングの認知度は低く、競技人口も多くはありません。そこで、私がセネガル相撲選手として活躍することで、セネガル国内での注目を集め、レスリング普及活動について多くの人に認知してもらうことができると考えています。
私は以上のような想いでセネガルでの活動に取り組んでいます。まだスタートしたばかりですが、今後、更にこの活動が活性化していけるように尽力していきます。
在留邦人の皆様には、このような活動をしている日本人がいることを認知して頂き、温かく見守って頂ければ幸いです。
この度、在留邦人の方々へ発信できる大変貴重な機会を設けてくださった在セネガル日本大使館の皆様に感謝の意を申し上げます。ありがとうございます。
今後とも魚住彰吾を宜しくお願い致します。
※私の活動についてはHPやSNS等で発信をしておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
◇HP
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◇YouTube
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4 領事便り
<新型コロナウイルス感染症:水際措置の見直し(10月11日から)>
〇検査等の見直し
10月11日以降、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、入国時検査(新型コロナPCR検査)が行われなくなり、待機期間もなくなります。
他方、全ての帰国者・入国者については引き続き、日本で有効な新型コロナワクチン接種証明書(3回接種)、又は出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明のいずれかの提出が求められます。
※有効なワクチンについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html
※出国前72時間前に行う新型コロナPCR検査の陰性証明書の書式
https://www.mhlw.go.jp/content/000909641.pdf
〇外国人の新規入国制限の見直し
外国人の新規入国について、日本国内に所在する受入責任者による入国者健康管理システム(ERFS)における申請を求めないことになります。併せて外国人観光客の入国について、全ての国からの個人旅行者の受け入れを開始します。
※当館での観光査証(ビザ)申請受付は10月11日以降になる見込みです。
〇査証(ビザ)免除措置に適用再開
査証免除国については、査証免除措置の適用が再開されます
※セネガルは査証免除国ではありませんので、引き続き査証の取得が必要です。
5 政治・経済
○ダカール・フォーラム・キックオフ会合の開催
9月8日、タル外務・在外自国民大臣の主催により、10月24日・25日に開催予定の第8回アフリカの平和と安全に関するダカール国際フォーラム(通称「ダカール・フォーラム」)のキックオフ会合が開催され、伊澤大使が出席して日本の協力の意向を表明しました。
ダカール・フォーラムは、アフリカ諸国のみならず、欧米・中東・アジア等のパートナー諸国、国際機関・地域機関の首脳・閣僚級を始めとするハイレベル、軍・治安関係者、有識者、市民社会、民間企業等、国際社会の様々なアクターが一堂に会してアフリカの安全保障問題について議論する場となっており、日本は2014年の第1回会合から会合に参加し、主要パートナー国の一つとして開催支援を行ってきています。8回目となる今年のダカール・フォーラムでは「外生的ショックに直面するアフリカ:安定と主権の課題("Africa in the face of exogenous shocks: challenges of stability and sovereignty”)」をテーマに、アフリカの安定上の課題と平和のダイナミクス、安全保障、食料、保健等の分野におけるアフリカの主権などについて意見交換が行われる予定です。
「平和と安定」はTICADの3本柱の1つでもあります。8月27日・28日にチュニスで開催されたTICAD8において、日本は今後ともアフリカにおける持続可能な平和と安定の実現に向けたアフリカ自身の取組みとイニシアティブを後押ししていく意向を改めて表明しました。
キックオフ会合における伊澤大使の挨拶については以下の当館HPをご参照ください。
(https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00933.html)
○第一次アマドゥ・バ内閣の発足
9月16日夜、サル大統領は国民向けの演説を行い、9月12日に国民議会の場で起きた混乱に遺憾の意を表した上で、国家の一体性と行政の正常な運営を確保するための冷静な対応を呼びかけました。その上で、17日に(2012年12月の憲法改正以来指名が行われず空席となっていた)首相の任命と新内閣の組閣を行い、購買力の向上、物価の安定、安全保障問題、住宅、保健衛生、教育・職業訓練、若者の起業と雇用の創出等の国家の優先事項に取り組んでいく姿勢を表明しました。
これを受け、17日には、アマドゥ・バ前外務・在外自国民大臣(元経済・財政大臣)が新首相に任命され、同日夜に閣僚38名(うち女性8名)から成る第一次アマドゥ・バ内閣が組閣されました。
今回の新内閣発足に際しては、一部大臣及び省庁の所掌に変更があったほか、ウリマタ・サール経済・計画・協力大臣(前職:UN Women西アフリカ地域事務所長)等計18名の閣僚が新入閣を果たしました(うち4名は閣僚経験者)。アイサタ・タル・サル外務・在外自国民大臣、シディキ・カバ国防大臣等計14名が留任し、計6名が閣内異動となりました。
閣僚リストについては以下のセネガル政府HPをご参照ください。
(https://mesr.gouv.sn/98984712698297726378108740194ndwjvkwwbvey5xbgfivzcnbhvey5xbjcnbhvmlux987809098mjsjqh1shqgdijdbvcbxcvxv2cjdhgdhgfeynouveau-gouvernement-du-senegal-la-liste-complete/ )
○サル大統領(AU議長)の国連総会一般討論演説
9月20日、サル大統領は、国連総会においてAU議長としての一般討論演説を行い、サヘル地域やウクライナを含む安全保障情勢、安保理改革におけるアフリカ共通ポジションを含む国連改革、G20へのAU加盟、SDR再配分要請を含む経済財政ガバナンス、気候変動、アフリカとのパートナーシップのあり方等について言及しました。サル大統領の演説(仏語)は以下のセネガル政府HPをご参照ください。
(https://www.sec.gouv.sn/publications/actualites/77e-session-ordinaire-de-lassemblee-generale-des-nations-unies-discours-de)
○ガンビア外相の国葬の儀への出席及び山田外務副大臣との会談
ガンビアのママドゥ・タンガラ外務・国際協力・在外ガンビア人大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日し、9月27日には山田外務副大臣と会談を行いました。
タンガラ大臣からは安倍元総理大臣の逝去に対する哀悼の意の表明と、バロウ大統領からの深い弔意の伝達があり、山田副大臣からはバロウ大統領によるTICAD8への参加への謝意が表明されました。
また、双方は、持続的成長や貧困削減を目標に、日・ガンビア間で開発分野での協力を進めて二国間関係を更に強化していくことを確認したほか、ウクライナ情勢を含めた国際情勢、食料安全保障の強化や開発金融の透明性・公正性の重要性等についても意見交換を行いました。
会談の詳細は以下の外務省HPをご参照ください。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000932.html)
○カーボベルデに対する学校給食支援(WFP経由)
今般、日本政府は、WFPが実施するカーボベルデの学校給食支援のため50万米ドルを拠出することを決定しました。カーボベルデは長引く干ばつ、新型コロナウイルス、ウクライナ情勢の影響を受け、国内の食糧状況が大変厳しい状況にあります。今般の決定は、本年7月に署名した食糧援助に続き、カーボベルデの食糧安全保障の改善に貢献するものです。
○ギニアビサウに対する食料援助(WFP経由)に関する書簡の交換
9月8日、ギニアビサウの首都ビサウにおいて、当館の中嶋参事官と、ジョアオ・マンジャWFPギニアビサウ事務所代表との間で、供与額2億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
ギニアビサウでは、雨期の洪水被害を中心とする自然災害による農業への悪影響や、農作物生産資機材の不足等、食糧生産をめぐる課題が多く、慢性的な食糧不足に陥っています。2021年の世界飢餓指数(Global Hunger Index)で5段階中3番目に深刻な「Serious」に分類されており、同国の食料安全保障への対策が急務となっています。
今回の食料援助は、2022年6月のG7エルマウ・サミットにおいて岸田総理大臣が表明した、グローバルな食料危機へ対応するための計約2億ドルの支援の一環として、ギニアビサウにおける食料安全保障の改善及び開発課題の解決を図ることを目的として、同国の食料及び栄養が不足している人々に対し、被災地産魚缶詰による食糧援助を実施するものです。
また、日本は、本年8月のTICAD8において、食料危機対応・持続可能な農業生産のために取り組むことを表明しており、この協力は当該表明を具体化するものです。
○当館が所掌する4か国(セネガル、カーボベルデ、ガンビア、ギニアビサウ)の政治経済関連の一般情報は、翌月上旬に当館のHP新着情報欄に「在セネガル大使館月例報告」として掲載しておりますので、ご関心のある方はそちらをご参照ください。
(参考)2022年9月の月例報告:https://www.sn.emb-japan.go.jp/files/100404671.pdf
6 広報・文化便り
○第35回俳句コンクールの作品募集の開始
第35回俳句コンクールの作品募集を開始しました。日本文化への理解促進を目指して当館が1979年から開催してきた本コンクールには、例年、セネガルのみならず世界中から多数の応募が寄せられています。また、協賛企業として格式高いホテルであり例年ご協力を賜っているキングファッドパレス、ラディソン、プルマンに加え、今年はエアーフランスからも受賞者に副賞を授与していただいく見通しであり、大使館から感謝の意を表します。
フランス語による募集案内は当館HP及びSNSに掲載予定ですので、多くの方々にご応募いただけるよう、是非お知り合いの方々にもご案内いただければ幸いです。
・俳句形式:テーマは自由。おひとり1作品(フランス語)。
・応募資格:制限なし(全ての方が応募できます)
・応募期限:2023年1月31日(火)
・応募先:以下の当館広報文化班宛てにメールまたは郵送ください。氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスを記載願います。
(1)Ambassade du Japon au Senegal – Bd Martin Luther King (ex Corniche Ouest) B.P. 3140 – Dakar – Senegal
- E-mail : mouhamadou.cisse@dk.mofa.go.jp
・副賞:キングファッドパレス、ラディソン・ブル又はプルマン・テランガホテルの宿泊・食事券、エアーフランスのラウンジ利用券(調整中)
・お問い合わせ先:
在セネガル大使館 Tél. 33 849 55 00 – Fax : 33 849 55 55
E-mail : mouhamadou.cisse@dk.mofa.go.jp
○日・セネガルの大学関係者、文化関係者によるレセプションの実施
9月8日、当館は、日本の大学関係者(京都精華大学(清水貴夫氏、ユー・スギョン氏、稲賀繁美氏、学生10名)、北海道大学アフリカルサカオフィス(日下部光氏)、慶應義塾大学・LEUK(巴山未麗氏))のセネガル訪問の機会を捉え、大使公邸で、日・セネガル間の学術・文化交流の促進を目的としたレセプションを開催しました。
セネガル側からは、大学関係者(UCAD(Rakhmatoulah NDIAYE氏)、ISM(Nzube Conaniah OBIDAN氏、Sena Regina COLY氏)、CESAG(Bassi MBAYE氏、Armel ZOUGMORE氏))のほか、日本文化に造詣が深いアーティスト(空手・絵画(Mbaye Babacar DIOUF氏)、マンガ(Latyr NING氏、Seidina Issa SOW氏)、剣玉(Theo PETRONI氏)、忍術(Arnaud APPIROU氏))等が参加し、それぞれの活動状況や今後の協力の可能性等について意見交換し、交流を深めました。
当日の模様はこちらをご参照ください。
(https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0rwGGr4DUCVvdqugwiKq6R2RdQB7Qao5xMzAUBgzJ6cJpmWEX9baPeY7ix1nVNUYLl&id=100078921276471)
○当館では、日本関連行事に関する情報を随時募集しております。皆様ご自身が実施される日本関連行事のほか、知り合いの方のご活動等についての情報を( mailmagazine-sn@dk.mofa.go.jp )までお知らせください。毎月末までに原稿をいただければ翌月のメールマガジンに掲載することができます。当館HPやSNSへの掲載は随時行います。
○当館のSNSアカウントは以下のとおりです。日・セネガル関係強化のため、是非ご関心のある投稿のRTやシェア等、皆さまのご協力をお願いいたします。
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[在セネガル日本大使館メールマガジン]
○本メールマガジンに関するご意見・ご要望は以下のメールアドレスあてに送信してください。新規配信登録のご希望もこちらまでお寄せください。
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○参考ホームページ
首相官邸ホームページ ( www.kantei.go.jp )
外務省ホームページ ( www.mofa.go.jp/mofaj/ )
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○発行:在セネガル日本大使館
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