令和6年春の外国人勲章:ババカール・セック前セネガル・日本職業訓練センター(CFPT)校長の旭日双光章受賞
令和6年4月29日
4月29日、日本の内閣府は、令和6年春の外国人勲章受章者を発表しました。本叙勲は、我が国との友好の増進等について顕著な功労のあった外国の方々に対して授与されるものです。セネガルのババカール・セック前セネガル・日本職業訓練センター(CFPT)校長が旭日双光章を受賞しました。
今回の叙勲は、職業・技術訓練を通じて、日本とセネガル、日本とアフリカの関係強化に多大な貢献を称えて授与されるものです。
セック氏は2008年以来、国際協力機構(JICA)の専門家として、セネガルだけでなく、西アフリカにおける第三国研修プログラムを通じて、数百人のセネガル及びアフリカの若者の研修に積極的に参加してきました。
また2015年から2023年まで、CFPTの校長として、日本政府からの援助によるCFPTの拡張の最終段階を成功に導き、2つの新しいコース(ボイラー製造と工業用冷凍)を開設しました。
1989年以来、数回に渡る本邦研修を受けてきたセック氏は、日本の文化や習慣を熟知しており、日本での経験を、CFPTの教職員や学生に伝えるべく努力してきました。セック氏はCFPTをアフリカ随一の職業訓練センターとすることに貢献しました。
これらの多大な功績を讃え、この度、ババカール・セック前セネガル・日本職業訓練センター(CFPT)校長への旭日双光章の授賞が決定されました。当館による勲章伝達式は追って行われる予定です。