大使からのお便り(第8回)

令和元年5月7日
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5月1日,新しく天皇陛下が御即位されました。「令和」の時代が始まりました。フランス語に訳せば,Belle Harmonieの意味になります。

さて,「平成」の仕事納めとして,3月から4月にかけて二つの兼轄国に出張しました。

先ずはガンビアです。大統領や政府関係者とお会いして,両国関係の進展のために話し合いを行いました。

さらに,日本が財政支援をして国際難民機関(IOM)が実施した国境管理の能力強化研修の修了式に出席しました。

ガンビアは周りをセネガルに囲まれるように国境があります。研修にはガンビアとセネガル両国の国境管理関係者が参加しました。

次に,カーボベルデに赴きました。昨年12月に対カーボベルデ支援国会合がありましたので,そのフォローアップになりました。

大統領,首相,財務大臣他の主要閣僚とお会いしました。日本の支援に対する感謝の声をお聞きしました。今後は民間セクターの参加にも期待が強いです。

この機会に,食糧援助と水機材供与のため,外務大臣と二つの交換公文の署名を行いました。さらに,日本の支援による米と救急車の供与式が実施されました。

大学で講演を実施して,学生の方たちとも対話をする機会がありました。

今後とも,兼轄国に頻繁に足を運ぶように努めていきます。

令和時代も引き続き宜しくお願い申し上げます。