「現地メディア向けプレスツアーを行いました」
令和2年1月14日

12月9日から10日,現地メディア向けプレスツアーを実施し,新聞・テレビ7社12名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに,セネガル国の政府関係者,知識層及びセネガル国民への情報発信を強化するためのものです。
プレス一行は,ファティック州及びカオラック州を訪れ,日本が無償資金協力で整備したファティック州教員研修センターを見学するとともに,日本式教育モデルの実践に取り組む海外協力隊(JOCV)の活動を視察しました。
小見出し「現地に根ざした日本式教育モデルの実践・普及」
1日目の様子
1日目は,ファティック州で,平成29年度無償資金協力「ファティック州教員研修センター整備計画」で整備した教員研修センターを訪れました。また同センターで,JOCV隊員が任地の指導教官と連携して,小学生低中学年を対象にした掛け算の授業や,手作りのタングラム(パズルの一種)を利用した幼児指導教員向けワークショップを視察しました。センター長からは,JOCVの活動を通じて,日本式教育モデルを数学や他の教科に広げていくための教員の訓練も行っているとして,日本式教育モデルの有効性について紹介されました。
2日目の様子
2日目は,カオラック州のモハメド・マンソー・バ小学校で,JOCV隊員と任地の指導教官が制作した自家製の九九を楽しく学べる教材を見学するとともに,ペットボトルやゴム風船を利用した浮力・圧力のはたらき方の学習や,電磁石を利用したモーターの仕組みを学ぶ理科の実験の模様などを視察しました。同校の校長からは,JOCVが自家製の教材や理科の授業を通じて多くの支援をしてくれていると紹介しました。
プレスツアー後,各紙・テレビで我が国開発協力の取組が報道され,特に,最大購読者数を誇る当地日刊紙LE SOLEILで取り上げられることで,セネガル国民の我が国開発協力事業への理解を深めることができました。
関連リンク(外部サイト)
(仏語)EDUCATION : L’ACTION DU JAPON À KAOKACK
(邦訳)教育分野:カオラックにおける日本の活動
https://drive.google.com/file/d/1nq2XMg9H5TiABDq41-tZr8WlnMkjb4JR/view?ts=5e189910



