現地メディア向けプレスツアー「セネガル川流域におけるコメの生産性向上に貢献する日本の開発協力紹介」(2021年11月11~13日)
令和3年11月19日
11月11日から13日、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞4社、テレビ2社10名が参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、セネガルの政府関係者、知識層およびセネガル国民への情報発信を強化するためのものです。
プレス一行は、サンルイ州を訪れ、「セネガル川流域灌漑稲作生産性向上プロジェクト(PAPRIZ2)」の視察を行いました。
小見出し「二期作による稲作振興で、コメの自給自足達成を支援」
1日目の様子
1日目は、ダカールで行われた「セネガル川流域灌漑稲作生産性向上プロジェクト(PAPRIZ2)」の結果報告会に参加しました。新井大使やバルデ農業・農村施設大臣の参加の下で行われたこの報告会では、JICAが2016年~2021年に実施した同プロジェクトによりコメの生産性や質の向上等、満足のいく結果を残したことや、日本政府が約400億FCFAを拠出する円借款事業及び、PAPRIZ2の後継プロジェクトでコメのバリューチェーン強化に取り組むPAPRIZ3が2022年第1四半期に開始予定であることが発表されました。
2日目・3日目の様子
その後、一行は同プロジェクトが実施されているサンルイ州を訪れ、二期作のパイロットサイトであるダガナ県の圃場や、プロジェクトで機材供与された小規模精米所を見学し、プロジェクト実施機関であるセネガル川デルタ・セネガル川ファレメ流域整備開発公社(SAED)や、同地域の経済利益グループ(GIE)関係者にインタビューを行いました。同プロジェクトにより供与された機材で精米作業の負担が大幅に軽減されたことや、日本人とセネガル人の専門家により行われた研修を評価する声のほか、政府が掲げるコメ自給自足達成のためには更なる努力が必要であるとの指摘や、稲作における困難(融資へのアクセス、鳥獣被害、設備不足等)など、稲作従事者の生の声がジャーナリストに伝えられました。

プレスツアー後、各紙・テレビで日本の開発協力の取組が報道され、特に、最大購読者数を誇る当地日刊紙LE SOLEILで取り上げられたことで、セネガル国民の我が国開発協力事業への理解を深めることができました。
関連リンク:プレスツアー後にリリースされたウェブ記事(外部サイト)
Riziculture : Le Japon mise sur la filière pour l'amélioration de la sécurité alimentaire au Sénégal(11月11日付け)(邦訳:セネガルにおける食糧安全保障の向上のための日本の稲作支援)
https://www.seneweb.com/news/Societe/riziculture-le-japon-mise-sur-la-filiere_n_363689.html
La double culture : Nouvelle technique appuyée par le Japon pour atteindre l’autosuffisance en riz au Sénégal(11月15日付け)(邦訳:二毛作:セネガルにおけるコメの自給自足達成のため、日本が支援する新たな技術)
https://www.seneweb.com/news/Societe/la-double-culture-nouvelle-technique-app_n_363900.html
新聞記事
プレス一行は、サンルイ州を訪れ、「セネガル川流域灌漑稲作生産性向上プロジェクト(PAPRIZ2)」の視察を行いました。
小見出し「二期作による稲作振興で、コメの自給自足達成を支援」
1日目の様子
1日目は、ダカールで行われた「セネガル川流域灌漑稲作生産性向上プロジェクト(PAPRIZ2)」の結果報告会に参加しました。新井大使やバルデ農業・農村施設大臣の参加の下で行われたこの報告会では、JICAが2016年~2021年に実施した同プロジェクトによりコメの生産性や質の向上等、満足のいく結果を残したことや、日本政府が約400億FCFAを拠出する円借款事業及び、PAPRIZ2の後継プロジェクトでコメのバリューチェーン強化に取り組むPAPRIZ3が2022年第1四半期に開始予定であることが発表されました。



2日目・3日目の様子
その後、一行は同プロジェクトが実施されているサンルイ州を訪れ、二期作のパイロットサイトであるダガナ県の圃場や、プロジェクトで機材供与された小規模精米所を見学し、プロジェクト実施機関であるセネガル川デルタ・セネガル川ファレメ流域整備開発公社(SAED)や、同地域の経済利益グループ(GIE)関係者にインタビューを行いました。同プロジェクトにより供与された機材で精米作業の負担が大幅に軽減されたことや、日本人とセネガル人の専門家により行われた研修を評価する声のほか、政府が掲げるコメ自給自足達成のためには更なる努力が必要であるとの指摘や、稲作における困難(融資へのアクセス、鳥獣被害、設備不足等)など、稲作従事者の生の声がジャーナリストに伝えられました。




プレスツアー後、各紙・テレビで日本の開発協力の取組が報道され、特に、最大購読者数を誇る当地日刊紙LE SOLEILで取り上げられたことで、セネガル国民の我が国開発協力事業への理解を深めることができました。
関連リンク:プレスツアー後にリリースされたウェブ記事(外部サイト)
Riziculture : Le Japon mise sur la filière pour l'amélioration de la sécurité alimentaire au Sénégal(11月11日付け)(邦訳:セネガルにおける食糧安全保障の向上のための日本の稲作支援)
https://www.seneweb.com/news/Societe/riziculture-le-japon-mise-sur-la-filiere_n_363689.html
La double culture : Nouvelle technique appuyée par le Japon pour atteindre l’autosuffisance en riz au Sénégal(11月15日付け)(邦訳:二毛作:セネガルにおけるコメの自給自足達成のため、日本が支援する新たな技術)
https://www.seneweb.com/news/Societe/la-double-culture-nouvelle-technique-app_n_363900.html
新聞記事