令和4年度外務大臣表彰:アワ・マリー・コル・セック国務大臣の受賞(2022年8月4日)

令和4年8月4日
   8月4日、日本の外務省は令和4年度外務大臣表彰受賞者(177個人、41団体)を決定し、セネガルのアワ・マリー・コル・セック国務大臣(採取産業透明性イニシアティブ(EITI)セネガル国家委員長、野口英世アフリカ賞選考委員、元保健・社会活動大臣)が受賞しました。
 
 外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 
 コル・セック国務大臣は、セネガルにおいて二度にわたり保健大臣を務め、大使館やJICAと緊密に連携し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の促進や母子保健医療の改善等、日本の開発協力の実施促進を通じて日・セネガル関係の発展に寄与してきました。また、2008年の野口英世アフリカ賞の創設当時から4度にわたり選考委員を務め、保健医療分野における日・アフリカ関係の発展に貢献してきました。さらに、保健医療や感染症対策に関連する主要な国際機関の要職を歴任し、アフリカ地域全体における感染症対策に大きく貢献しています。
 こうした日本とセネガルとの相互理解の促進への多大な貢献を讃え、このたび、同国務大臣への外務大臣表彰の受賞が決定されました。当館による外務大臣表彰伝達式は追って行われる予定です。