メールマガジン12月号

令和4年12月12日
12月師走に入りました。本年も残りわずかですが皆様如何お過ごしでしょうか。
師走とはいえダカールは暖かいので師走のイメージがあまりありませんね。でも11月の後半から気温が下がってきて、昼間でも心地よい気候になりました。本使が着任した2月頃の気候に近づいてきた感じです。
 
最近はなんと言ってもサッカーワールドカップでした。セネガルも日本も決勝トーナメントまで進むことができ、両国の選手が活躍しているのを見て本使もうれしくなりました。日本でも盛り上がっていたようですが、セネガル、ここダカールでも大いに盛り上がりました。本使も色々な場所で観戦しましたが、老若男女を問わず熱狂的に応援しているセネガル人達を見ると、セネガルにおけるサッカーの人気のすごさを改めて実感しました。
日本チームの決勝トーナメント戦では、公邸に邦人有志の方々をお招きして一緒に観戦できたのも楽しかったです。
 
少し前になりますが、乾期に入ったことを受けて、11月半ばにタンバクンダ、ケドゥグ州の視察に行きました。既にサン・ルイやンブール等の沿岸地域は視察をしていたのですが、今回初めて内陸部に入りました。
タンバクンダはマリやギニアと国境を接しており、セネガルの安定の要の地域です。セネガルの当局の関係者と会って治安状況を確認してきました。また米作を支援するJICAの専門家の方々ともお会いしてきました。
興味深かったのはケドゥグです。平地で起伏のない地形のダカールや沿岸地域と違い、ケドゥグには山があり、川があり、更に滝まであります。山河がある景色に馴染んでいる日本人として何か懐かしさを感じました。ダカールからは遠方で、ある意味秘境かもしれませんが、治安の問題もありませんので、セネガルに滞在される間に一度訪問されては如何でしょうか。
 
先週は、日本人会の忘年会に出席しました。本使からは、大使館の活動の状況や来年に向けた動きを説明させて頂きました。
近日中に日セネガル関係において大変重要な外交日程が予定されていますが、本使としては来年もますます日セネガル関係が発展するよう努力して参る所存です。引き続き皆様のご協力をお願いいたします。
 
それでは少し早いですが、皆様、良い年をお迎えください。