現地メディア向けプレスツアー「官民連携及び農業分野における日本の開発協力紹介」(2023年3月2、3日)

令和5年3月11日
 3月2、3日、当館は現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞3社、テレビ1社、通信社1社、ネットメディア1社、ラジオ局2社から計9名が参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、セネガルの政府関係者、知識層及びセネガル国民への情報発信を強化するためのものです。
 
 プレス一行は、カゴメ株式会社が事業展開するサン・ルイ州ンビロール村のトマト農園及、JICAが同州デビ・チゲ地区で実施する技術協力プロジェクト「セネガル川流域灌漑稲作生産性向上プロジェクト(PAPRIZ3)」及び有償資金協力「セネガル川流域灌漑稲作事業」の現場を視察しました。
 
【カゴメ株式会社のトマト農園(1日目)】
 1日目、一行は、カゴメ株式会社が事業展開するサン・ルイ州ンビロール村のトマト農園を訪問し、同社の森田氏らから活動紹介を受けました。続いてトマトの生育状況を確認し、生産資材の活用方法について説明を受けました。
 
   

   


【セネガル川流域での稲作(2日目)】
 2日目、一行はサン・ルイ州デビ・チゲ地区に移動し、技術協力プロジェクト「セネガル川流域灌漑稲作生産性向上プロジェクト(PAPRIZ3)」及び有償資金協力「セネガル川流域灌漑稲作事業」のコンサルタントより、これまでの事業実績とこれからの事業展開について説明を受けました。
 同地区の農家及び住民からは、今後の灌漑設備の整備による米の収量増加が期待されることに対して日本への謝意が表明されるとともに、米の生産高増加と地区の経済的発展に対して積極的に尽力していくという意気込みが語られました。
 
  

  

 
 プレスツアー後、各紙・テレビ・ラジオ・ネットメディアで次々と日本の開発協力の取組みが報道され、セネガル国民に対し日本の開発協力事業を紹介することができました。多くのセネガル人が触れるメディアで日本の事業が取り上げられることで、セネガルでの日本の協力活動への理解がいっそう深まったのではないかと思います。
 
【関連リンク】プレスツアー後にリリースされた報道(外部サイト)
 ●Walf TVによる番組
  https://www.youtube.com/watch?v=YDTLGXt68Ug
 ●SENEweb:Culture de la tomate : Le village de Mbilor (Dagana) s’initie aux techniques japonaises(3月2日付)(邦訳:トマト栽培:ンビロール村が日本の技術者の手ほどきを受ける)
  https://www.seneweb.com/news/Societe/culture-de-la-tomate-le-village-de-mbilo_n_403135.html
 ●APS通信:Coopération bilatérale: un diplomate ''vante'' l'approche japonaise(3月4日付)(邦訳:二国間協力:日本の外交官が日本のアプローチを「自負」する)
  https://aps.sn/detail/4286
 ●Le Quotidien:Production de tomate à Saint-Louis : Mbilor en passe de devenir le plus grand producteur de la région(3月4日付)(邦訳:サン・ルイでのトマト生産:ンビロール村が地域で最大の生産者となる)
  https://lequotidien.sn/production-de-tomate-a-saint-louis-mbilor-en-passe-de-devenir-le-plus-grand-producteur-de-la-region/
 ●Le Quotidien:Production de riz dans le Walo : Débi-Tiguette, le rêve de grandeur d’un village(3月4日付)(邦訳:ワロ地区での米の生産:デビ・チゲ村の大きな夢)
  https://lequotidien.sn/production-de-riz-dans-le-walo-debi-tiguette-le-reve-de-grandeur-dun-village/