現地メディア向けプレスツアー「日本のNGOと連携した開発協力紹介」(2023年6月20日)

令和5年6月20日
 6月20日、当館は現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞3社、テレビ3社、通信社1社、ネットメディア1社、ラジオ局1社から計10名が参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、セネガルの政府関係者、知識層及びセネガル国民への情報発信を強化するためのものです。
 
 このツアーでは、日本のNGO「ムラのミライ」が循環型農業の開発事業を行うンブール県ンゲニエーヌ行政村を訪問しました。まずプレス一行は、菊地海外事業コーディネーターより、NGOの活動紹介と循環型農業の普及事業について説明を受けました。

  

  

 
続いて、一行は活動現場を視察しました。給水設備を備える農場、収穫物の貯蔵庫、養鶏施設等を視察し、地域資源を活用した循環型農法のスキルの伝達がどのように行われているのかについて説明を受けました。
 
  

  

 最後にモデル農家の代表者らから、これまでの技能の伝達によって改善した点が述べられ、今後もさらに技術を高めたいとの意気込みが語られました。また、さらなる日本の支援に対する期待が示されました。

  

  

 プレスツアー後、各紙・テレビ・ラジオ・ネットメディアで次々と日本の開発協力の取組みが報道され、セネガル国民に対し日本の開発協力事業を紹介することができました。多くのセネガル人が触れるメディアで日本の事業が取り上げられることで、セネガルでの日本の協力活動への理解がいっそう深まったのではないかと思います。
 

【関連リンク】プレスツアー後にリリースされた報道(外部サイト)
●RTSによる番組
 https://www.youtube.com/watch?v=QdnS-KRQEBk(43 :33~45 :58)
●Walf TVによる番組
 https://www.youtube.com/watch?v=r4S83XjZ2k8
●APS通信:Tokyo veut mettre l’humain au cœur de son approche de l’aide publique au développement(6月20日付)(邦訳:日本はODAの中心に人を据える)
 https://aps.sn/tokyo-veut-mettre-lhumain-au-coeur-de-son-approche-de-laide-publique-au-developpement-diplomate/
●SENEweb:Des paysans formés dans la gestion durable des ressources naturelles(6月21日付)(邦訳:ンゲニエーヌ市の農家が自然資源の持続可能な管理の訓練を受ける)
 https://www.seneweb.com/news/Societe/commune-de-ngueniene-des-paysans-formes-_n_413132.html