セネガル南東部及びカザマンスにおける稲作強化プロジェクトのジェンダー主流化専門家、奈良原志磨子さん(2023年9月27日)
令和5年9月28日
JICA専門家の奈良原志磨子(ならはらしまこ)さんを紹介します。奈良原専門家は、2023年7月より、セネガル南東部及びカザマンスにおける稲作強化プロジェクトのジェンダー主流化専門家としてセネガルで働かれています。以下は奈良原専門家のインタビュー記事です。
【プロジェクトの目的・内容】
様々な環境下で、雨に依存した稲作に従事している農家が多いセネガル南東部及びカザマンス地域において、稲生産性を向上するため、環境に応じた稲作技術の改善及び地域固有の課題解決と共に、普及員及び中核農家の能力向上を図ることが目的です。2022年1月から5年間の予定で開始され、日本人専門家は総勢10名が従事しています。
【セネガルへ来た経緯・国際協力に関心を持ったきっかけ】
セネガルへの渡航は今回が初めてです。アフリカは「アフリカ」という一語では到底表せない、多様性のある社会ですが、セネガルではその多様性の中でも、多くの部族が活発に交流し合い、共存していることが印象的でした。ジェンダーという観点から見ても、コミュニティごとの多様性が高く、カスタムメイドの働きかけをすることが重要だと感じます。
国際協力に仕事として携わったのは30代半ばを過ぎてからです。マスメディアの仕事をしていましたが、世界の様々な課題を「伝える」という間接的関わりよりも、より直接的に自分のできることをしたいと感じ、転職しました。以来、NGO職員、コンサルタントとして事業に従事しています。
【今後の抱負について】
自分は「現場屋」だと考えています。これからも、できる限り、「受益者」と言われる人たち、つまり途上国の「普通の人たち」の気持ちを汲み、少しでも彼ら彼女らに「この事業に参加して良かった」と感じてもらえるような現場仕事をしていきたいと思います。
★動画はこちら

【プロジェクトの目的・内容】
様々な環境下で、雨に依存した稲作に従事している農家が多いセネガル南東部及びカザマンス地域において、稲生産性を向上するため、環境に応じた稲作技術の改善及び地域固有の課題解決と共に、普及員及び中核農家の能力向上を図ることが目的です。2022年1月から5年間の予定で開始され、日本人専門家は総勢10名が従事しています。
【セネガルへ来た経緯・国際協力に関心を持ったきっかけ】
セネガルへの渡航は今回が初めてです。アフリカは「アフリカ」という一語では到底表せない、多様性のある社会ですが、セネガルではその多様性の中でも、多くの部族が活発に交流し合い、共存していることが印象的でした。ジェンダーという観点から見ても、コミュニティごとの多様性が高く、カスタムメイドの働きかけをすることが重要だと感じます。
国際協力に仕事として携わったのは30代半ばを過ぎてからです。マスメディアの仕事をしていましたが、世界の様々な課題を「伝える」という間接的関わりよりも、より直接的に自分のできることをしたいと感じ、転職しました。以来、NGO職員、コンサルタントとして事業に従事しています。
【今後の抱負について】
自分は「現場屋」だと考えています。これからも、できる限り、「受益者」と言われる人たち、つまり途上国の「普通の人たち」の気持ちを汲み、少しでも彼ら彼女らに「この事業に参加して良かった」と感じてもらえるような現場仕事をしていきたいと思います。
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