堀井外務副大臣とファル・セネガル外務・在外自国民大臣との会談(2023年11月27日)
令和5年11月27日

11月27日、堀井副大臣は、イスマイラ・マジョール・ファル・セネガル共和国外務・在外自国民大臣(H.E. Pr. Ismaïla Madior FALL, Minister of Foreign Affairs and the Senegalese Abroad of the Republic of Senegal)と会談を行いました。
堀井副大臣から、昨年12月のサル大統領訪日時に発表された「日・セネガル共同声明」のフォローアップを始め、2024年のTICAD閣僚会合、2025年のTICAD9及び大阪・関西万博、2026年のダカール・ユース・オリンピック競技大会の機会も活用し、両国の交流深化も含め二国間協力を一層強化したい旨伝達しました。
これに対し、ファル大臣から、日本がTICADの枠組みを通じて行ってきている協力に敬意を表するとともに、両国がこれまでも二国間のみならず国際場裡においても相互に協力し合う関係を築いてきていることに言及しました。
両者は、国際場裡における協力として、国連安保理改革、ロシアによるウクライナ侵略が国際秩序に及ぼす影響、イスラエル・パレスチナ情勢、透明かつ公正な開発金融の重要性、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等について議論を行い、こうした問題の解決に向けて、国際法の遵守が重要であるとの認識で一致しました。