パパ・ビラマ・チャム首相府政府事務局技術協力局長への旭日中綬章伝達式の開催(2024年1月19日)

令和6年1月19日
 1月19日、伊澤修駐セネガル日本大使公邸において、令和5年度秋の外国人叙勲の対象者であるパパ・ビラマ・チャム首相府政府事務局技術協力局長 への旭日中綬章 の伝達式が開催され、 Abdou Latif COULIBALY 首相府政府事務局付大臣らセネガル政府要人、JOCV関係者、JICAセネガル事務所代表等が参加しました。
 今回の叙勲は、日本とセネガルの関係強化に対する多大な貢献を称えて授与されたものです。チャム技術協力局長は、局長への就任以来27年以上にわたり、日本大使館及び国際協力機構(JICA)と緊密に協力し、セネガルにおいて日本の協力プログラムやプロジェクトが効果的に実施されるよう尽力してきました。
 特に40年近くにわたり、延べ1,200人の日本人海外協力隊員のセネガル赴任に際し、JICA等と緊密の連携しつつ、きめ細かなフォローを行い、協力隊員の円滑かつ効果的な活動の実施に貢献してきました。協力隊員が受入地域社会に溶け込み、協力隊員自身にとっても受入側にとっても有益で快適な滞在となるよう、精力的に活動しました。
 チャム技術協力局長は、延べ1,300人の日本人の技術協力専門家の受け入れにも尽力してきました。専門家は、セネガルの省庁で大臣室などに配属されたり、セネガルにおける日本の経済協力プロジェクトの実施に携わったりしてきました。また、日本での様々なインターンシップ・プログラム、ABEイニシアチブ(日本の大学での勉学と日本企業でのインターンシップを組み合わせたもの)、セネガル公務員の能力開発を目的としたJDSプログラムの対象者の選定にも精力的に携わってきました。このように、チャム技術協力局長は、日・セネガル間の人的交流、両国民の友好、相互理解、連帯の強化に貢献してきました。
 これらの多大な貢献を讃えて、この度、チャム技術協力局長への旭日中綬章の授賞が決定されました。