「ルーガ州及びカオラック州中学校建設計画」による中学校引渡式
6月26日,平成23年度対セネガル・コミュニティ開発支援無償資金協力「ルーガ州及びカオラック州中学校建設計画」によりルーガ州において建設された中学校の引渡式が、同州BARALE中学校において開催され,当館久保参事官が出席しました。
セネガルにおける教育へのアクセスや学校環境の改善を主な目的として,我が国は,これまでに合計537学校で2,300室にのぼる教室を建設してきました。今回の会場となったBARALE中学校もそのうちの一つです。
セネガル側からは国民教育省次官,ルーガ州知事,サカル市長,ルーガ州視学官等多くの関係者が参加した盛大な式典となり,在校生,父兄による歓迎の踊り,日・セネガル両国の国旗掲揚のあと,関係者全員による学校の視察及び除幕式が行われました。
関係者によるスピーチでは、セネガル側出席者から深謝の意が述べられ,国民教育大臣の代理として出席した同省次官からは,過去から現在に至る日本の支援の証人として、教育分野でこれまで多くの成果を実現してきた日本との協力関係が実り多いものであることを称賛する旨、日本の支援に対する感謝の念と共に述べられました。

