平成27年度セネガル経済協力政策協議


2015年7月10日、ラディッソンホテルにて、平成27年度対セネガル経済協力政策協議が開催されました。日本側は、北原駐セネガル日本国大使、加藤JICAセネガル事務所長を始め、大使館及びJICA事務所からODAに携わる20名が出席。また、セネガル政府からは、バ経済・財政・計画大臣、ジュフ大統領経済問題担当顧問及び農業・農村施設省次官など関係省庁の局長クラス等約20名が出席しました。

同協議は、2004年以来、セネガル政府と日本国大使館・JICA間で毎年開催されている二国間の政策対話です。セネガルの開発政策及び支援ニーズと、我が国の開発協力大綱及び対セネガル支援方針を確認し合うことで、セネガルにおける我が国の支援を、より効果的にすることを目的としています。

同協議において、セネガル側からは、同国のマクロ経済状況報告と、2014年2月に発表されたセネガル新興計画(PSE)という開発計画の進捗状況の説明が行われました。日本側からは,昨年改訂された開発協力大綱のポイントを紹介し、セネガルにおける今後5か年の支援計画がPSEの内容に沿ったものであることを説明しました。その後の意見交換では、我が国がセネガルで重点的に支援する分野(農業、漁業、教育、インフラ、保健)を代表するセネガル側の出席者より、現行のプロジェクトに対する感謝や評価のコメントをいただきました。また、今後に向けて、セネガルの我が国に対する要望等について率直な意見を聞く貴重な機会となりました。


写真:左から、冒頭スピーチを行う北原大使、バ経済・財務・計画大臣、ジュフ大統領経済問題担当顧問