平成27年度対カーボヴェルデ食糧援助署名式
2015年10月12日、カーボヴェルデ共和国の首都プライアにある対外関係省にて、北原大使及びミランダ外務閣外大臣により、平成27年度対カーボヴェルデ食糧援助(2.5億円)の署名式が行われました。
北原大使は署名後のスピーチで、 先月行われた第70回国連総会における安倍総理大臣のスピーチの概要を説明し、 安倍内閣の推進する「すべての女性が輝く社会」を掲げる日本にとって、閣僚の50%以上を女性が占めるカーボヴェルデは、 女性の社会進出において模範的な国であると称えました。 また、日本と同国が島国であり、天然資源が乏しいという共通点があることから、 厳しい気候条件故に食糧自給が困難であるカーボヴェルデに対して食糧援助ができることは大きな喜びである旨述べました。
ミランダ外務閣外大臣は、日本の食糧援助が同国の脆弱な食糧事情にとり大変効果的なだけでなく、貧困削減や食糧安全にかかるリスクの最小化に貢献するであろうと述べました。また、同閣外大臣は、日本の支援は電気、水道、農業、水産業等、同国の持続的な発展において重要分野であると高く評価するとともに、今回の食糧援助に始まり、両国の外交と協力が40周年を迎える本年がより実り多き年となることを願う旨述べました。
