メールマガジン2024年2月号

令和6年2月8日
【在セネガル日本大使館メールマガジン 2024/2/8 第21号】
◆ 目次 ◆
1 「伊澤修駐セネガル日本大使挨拶」
2 「大使館からのお知らせ」
3 「寄稿文」
4 「領事便り」
5 「政治・経済」
6 「広報・文化便り」
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1 伊澤修駐セネガル日本大使挨拶
今、セネガルは冬のはすですが1月は日中の気温が大して下がらず、2月に入っても暑い日が続いていて冬がまだ始まっていないように感じますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 
2月1日に天皇誕生日レセプションを行うことができ、「さあ、これからは大統領選挙への対応だ」と気持ちを切り替えようとしていた矢先に、2月3日、選挙戦開始直前にサル大統領が選挙の延期を発表しました。候補者の資格認定に関連して憲法評議会の手続きに国民議会が疑惑をもち、憲法評議会と議会との対立が生じ、このまま選挙を行えば選挙の信頼性が損なわれる可能性があるというのが主たる理由です。本使はもとよりおそらくほとんどのセネガル国民にとって寝耳に水の話であったでしょう。一瞬緊張が高まりました。その後5日夜に国民議会が大統領選挙を本年12月15日まで延期する法案を採択しました。
こうした状況に対して各国は強い懸念を表明していますが、日本政府としては、「セネガルが有する長い民主主義の伝統に基づき、選挙プロセスが民主的、包摂的、平和裏に進むよう呼びかけるとともに状況を注視していく」との立場です。また、治安状況が悪化する可能性もあるため、大使館としては引き続き情報収集を積極的に行い、要すれば領事メール等を通じて皆様の注意喚起に努めていきます。
大統領選挙を巡る政治情勢は当面不透明な、混乱した状況が続くことになる可能性があります。直ちに治安状況の悪化につながるとは思えませんが、邦人の皆様も暫くの間は注意して状況をフォローして頂くのが良いと思います。
 
本年は、先ず1月19日に邦人の皆様を招待して新年賀詞交換会を行いました。今年はコロナの影響がなくなったこともあり、昨年の倍以上の175名の方々に参加して頂きました。本使は二国間関係の基盤は人の絆だと考えていますが、今年はセネガルに戻りつつあるJOCVの方々にも多く参加して頂くことができました。若い人、JOCVやNISEN CO-LABのような若い方々の活躍は両国関係を進めていく牽引力になると思います。
人の交流に関しては、チャム首相府政府事務局技術協力局長がセネガル政府の中で日本との経済協力分野における交流を担当して来ました。彼の40年以上にわたる日本との交流への貢献に対して旭日中綬章が授与され、この新年賀詞交換会に併せて叙勲式を行うことができました。叙勲式にはJOCVの皆さんも参列して頂き、感謝の言葉を伝えて頂きました。今月号にチャムさんのスピーチの骨子を載せました。彼のこれまでの貢献に改めて感謝したいと思います。
 
2月1日には天皇誕生日レセプションを催しました。セネガル人関係者や外交団を中心に300人程の参加者をえて盛大に開催することができました。
当初はセネガル政府を代表する閣僚としてカ経済・計画・協力大臣が予定されていたのですが、レセプションの前日になって外国訪問に同行していたサル大統領の専用機のダカール到着が遅れることになり、前日にンバイ漁業・海洋経済大臣に交代しました。カ経済大臣は2週間前に訪日して日本政府や経済界の要人と会談をしてきたので、カ経済大臣の出席は時宜を得たものだったのですが、ンバイ漁業大臣も様々な経済協力案件で日本に係わっているため、結果として日本にとって有意義な閣僚の参加を得ることができました。
天皇誕生日レセプションは日本とセネガルとの関係強化が重要な目的ですが、今回は昨年よりも多くの日本企業に企業展示に参加して頂き、皆様の活動をアピールして頂くことができて大変良かったと思います。参加された企業の皆様ありがとうございました。
レセプションにはできるだけ多くのセネガル人と外交団を招待しようとした結果、公邸の収容可能人数の制限から邦人の皆様を招待することができなかったのですが、来年は限られた人数になると思いますが、邦人の方々にもご招待できればと考えています。
 
2 大使館からのお知らせ
○2024年2月、3月の休館日のお知らせ
2、3月の祝日による休館日はなし。
 
○求人募集
在セネガル日本大使館では常勤可能な事務系職員1名を募集しています。
・業務内容:
大使館等建物の修繕・維持管理業務・パソコンでの資料作成及び会計業務等。
・応募要件:
フランス語乃至ウォロフ語の言語能力・パソコンスキル(特に、エクセル及びワード) 
最終学歴証明書・就労資格を有する方 (ダカールで長期間就労する意思のある方)
※性別不問。経験不問。
・提出書類:
願書(志望理由)・履歴書・最終学歴を証明する資料のコピー・就労資格証明書・連絡先及び住所・IDカード・無犯罪証明書
・資料送付先:
Ambassade du Japon  (Section Administrative)
Bld Martin L. King – Corniche Ouest BP 3140 – Dakar, Sénégal
E-mail:apdjpn@dk.mofa.go.jp
・提出期限:2024年2月20日
※資料はメール送付可
※書類選考後、合格者のみご連絡させていただきます。
 
 
3 寄稿  ~パパ・ビラマ・チャム首相府政府事務局技術協力局長~
日本:人材育成と教育における協力
 
セネガルと日本の二国間技術協力は、両国民の友好と連帯の絆を強化することを目的として1970年代末に始まり、セネガルの経済的・社会的発展に寄与してきました。それ以来、セネガルが直面する課題(その中でも最も重要なもののひとつが人的資本の育成と開発)に取り組んできたことから、二国間パートナーシップの模範的な成功事例となりました。
 
技術協力は、セネガル政府が掲げる「セネガル新興計画」(PSE)の、特に第二の柱に関わるものです。人の育成に重きを置くこの方針を実施していく上で、島国で天然資源がない中で人的資本への投資によって築き上げられた、日本の経済発展が参考になります。
 
この二国間協力の成果物が、セネガル日本職業訓練センター(CFPT)です。また、日本は今日に至るまで、何千もの小中学校の教室や保健と水管理を専門とする学校を建設してくれました。
 
このようなインフラの建設により、セネガルの経済・社会発展にとって重要な分野を学ぶため、何千人ものセネガル人が日本に行くことができるようになりました。日本はまた、トレーナーの養成や教育・研修カリキュラムの開発にも戦略的支援をしてくれました。
 
1993年に初めて開催されたアフリカ開発会議(TICAD)を通じたアフリカ開発支援が加速されてきました。2014年以来、アフリカ大陸の台頭とアフリカと日本の民間セクター間の経済関係促進のため、アフリカの若者の技能開発を目指すABEイニシアティブのスキームが始まり、80人近くのセネガル人がこの仕組みの恩恵を受けてきました。
 
SDGsグローバル・リーダーシップ・プログラムは、SDGs達成に向けた政策やプログラムを支援するため、若手政府職員を育成しようとするスキームです。セネガルはこの成果も享受しています。
 
最近では、「人材育成のための日本奨学金プロジェクト(JDS)」と題するスキームで毎年10名のセネガル人若手幹部が日本で学ぶことができています。このプロジェクトでは、セネガル政府が定める「調整・加速化行動計画」(PAP2A)が優先分野に掲げる能力開発に貢献しています。
 
こうしたスキームを通じて40年以上にわたり、多くの専門家やボランティアがセネガルを訪れ、日本人とセネガル人の連帯と友好を示してきました。彼らの類まれなる貢献にも敬意を表したいと思います。
 
2014年9月14日、セネガルがダカールのレオポルド・セダール・サンゴール空港で1000人目のボランティアを迎えたあの日のことを私は今でも覚えています。セネガルは、世界を襲い、すべての活動を中断させた新型コロナウイルスによるパンデミックの前夜まで、世界有数のボランティア派遣国でありました。
 
ちょうど42年前、日本政府は両国民の連帯と友好の絆を強めるために、2人の若いボランティアをセネガルに派遣することを決定しました。JICA事務所がまだ開設されていない1979年、彼らはパイオニアとして、故郷から遠く離れた我が国に初めて到着したのです。
 
そして、その後ボランティアは、活動を行うにあたり勇気、自己犠牲、決断力を示してくれました。勇敢なボランティアたちの日々の献身的な活動とそこで成し遂げられた成果は、セネガル政府から賞賛され続けることになるでしょう。
 
信念と比類なき決意でもって、彼らは草の根レベルのコミュニティの力を高めてくれました。「共に働き、共に生きる」というのが彼らの信条です。彼らは言葉や文化の壁を乗り越え、一般人の日常生活を共有することで、開発ニーズをより的確に把握しています。そして彼らは常に、貧困のフロンティアを絶え間なく押し戻し、技術革新を導入し、セネガルの人的資源を開発しています。
 
今日、日本の協力の急先鋒である青年海外協力隊が、開発の分野で輝かしい成功を収めていることは周知の事実です。これは、社会的・地域的包摂を公共政策の中心に据え、「すべての人の、すべての人のためのセネガル」を築くために国民一人ひとりに協力を呼びかけるマッキー・サル大統領のビジョンに沿ったものです。この点で、あらゆる境遇の人々に支援を提供するボランティアの日々の献身は、セネガル政府と草の根コミュニティから常に高く評価されています。
 
全体として、日本との62年にわたる壮大で実りある協力関係は、技術協力と無償資金協力によって築かれ、セネガルはアフリカにおける日本のODAの第4位の受入国となっているのです。
 
4 領事便り
 2月3日、今月中に予定されていた大統領選挙の延期が発表され、今後の選挙動向の見通しが困難となりました。2月4日に発生した各候補者の支持者と治安機関の衝突のように、今後、政府発表等に関連して大規模なデモや治安機関との衝突が発生する可能性も否定できません。在留邦人の方は今一度、デモ等発生とこれらの長期化に備えた行動を取るようにしてください。
 
<デモや治安機関に近寄らない>
○デモや集会は、予告無しに街中で突然発生することがあります。また、暴徒による投石・略奪・放火のほか、治安機関も催涙弾等で暴徒鎮圧に動くことがあります。
○デモや集会の予告があった場合、又はこれらを見かけた場合は、絶対に近づかず、身を守る行動をしてください。
 
<犯罪への警戒>
○暴動を犯罪の好機と捉え、ひったくり等を敢行する者も出ますので、移動の際は細心の注意を払ってください。
 
<通信の確保>
○インターネット回線遮断等に備え、日頃から身近な人の電話番号を入手し、電話やSMSで連絡を取れるようにしてください。また、LINEは当局の規制対象にはなっていないようです。
 
<フェイク・ニュースの氾濫>
○当地では暴動の状況やデモ予告、当局の発表等を偽ったフェイク・ニュースが氾濫しており、過去の動画等を現在起こっているかのように発信している情報もあります。入手した情報については真偽を慎重に見極めるよう努めてください。
 
<備蓄の確保>
○スーパーマーケット等の臨時閉店、食料品不足に備え、日頃から自宅、職場等に食料や水の備蓄を置くことを心掛けてください。
 
<現金の確保>
○WAVE、Orange Moneyといった電子マネーは、通信の遮断と共に使えなくなるおそれがあります。また、デモ予告日等には銀行の臨時休業も予想されますので、日頃から現金を用意することをお勧めします。
 
<自動車等の整備>
○自動車をお持ちの方は、常時整備しておくよう心掛けてください。非常時にはガソリンスタンドが閉店することや行列ができることが予想されますので、燃料は早めに十分入れておくようにしてください。
 
5 政治・経済
○大統領選挙の延期と新日程
2月3日、サル大統領は、国民向けの演説で2月25日に予定されていた大統領選挙を延期することを発表しました。5日、国民議会は今年の12月15日に選挙を実施することを決定しました。
 
○2021年度及び2022年度食糧援助供与米の引渡式
1月11日、2021年度及び2022年度食糧援助(5.0億円)の供与米の引渡式がコミュニティ開発省で行われ、伊澤大使とジュフ・コミュニティ開発大臣が出席しました。
(当日の様子:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01364.html
 
○円借款「教育セクターのための開発政策借款」プロジェクトの供与式
1月15日、広瀬次席は、ボッジ国民教育省次官と共に、「教育セクターのための開発政策借款」プロジェクト(100億円)の枠組みで実施された供与式に出席しました。
(当日の様子:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01367.html
 
○草の根・人間の安全保障無償資金協力「トゥーバ市脆弱な若者のための農畜産業職業訓練校建設計画」署名式
1月18日、伊澤大使は、セネガル共和国トゥーバ市において行われた草の根・人間の安全保障無償資金協力「トゥーバ市脆弱な若者のための農畜産業職業訓練校建設計画」に対する資金贈与契約の署名式に参加しました。
(当日の様子:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01370.html
 
○パパ・ビラマ・チャム首相府政府事務局技術協力局長への旭日中綬章伝達式の開催
 1月19日、伊澤修駐セネガル日本大使公邸において、令和5年度秋の外国人叙勲の対象者であるパパ・ビラマ・チャム首相府政府事務局技術協力局長への旭日中綬章の伝達式が開催されました。
(式典の様子:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01374.html
 
○上川外務大臣とカ・セネガル経済・計画・協力大臣との会談
1月22日、上川陽子外務大臣は、訪日したドゥドゥ・カ・セネガル共和国経済・計画・協力大臣と会談を行いました。
(当日の様子:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00230.html
 
○無償資金協力「ジョアール・ファデュトゥにおける水産物付加価値向上のための改良型水揚場整備計画」に関する書簡の交換
1月22日、東京において、上川陽子外務大臣と、ドゥドゥ・カ・セネガル共和国経済・計画・協力大臣との間で、無償資金協力「ジョアール・ファデュトゥにおける水産物付加価値向上のための改良型水揚場整備計画」に関する書簡の交換が行われました。
(署名式の様子:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00229.html
 
○ギニアビサウでの学校建設プロジェクト開校式及び交換公文の署名
1月25日、ギニアビサウ共和国を訪問した伊澤大使は日本の無償資金協力「食糧援助」に関する交換公文に署名しました。
https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01378.html
 
また、伊澤大使は、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力によりビサウに建設された職業訓練学校の開校式に出席しました。
https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01379.html
 
○当館が所掌する4か国(セネガル、カーボベルデ、ガンビア、ギニアビサウ)の政治経済関連の一般情報は、毎月上旬に当館のHP「セネガル基礎情報」及び「新着情報」に「在セネガル大使館月例報告」として掲載しております。ご関心のある方は以下のリンクをご参照ください。
(参考)月例報告:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01078.html
 
 
6 広報・文化便り
〇日本人選手2名、アフリカ・エコレース完走(12月30日~1月14日)
アフリカ・エコレースは、2009 年より、パリ・ダカール・ラリーに代わり毎年開催されているラリーレイド大会です。モナコをスタートし、船での移動を経てモロッコ、モーリタニアを通過、セネガルのラック・ローズをゴールとしています。砂漠6500kmを約2週間かけて走破する、世界屈指の過酷なラリーです。日本からはラリー界のレジェンド菅原義正さんと女性ライダー田中愛生さんが出場し、見事完走しました。
(アフリカ・エコレース公式サイト:https://www.africarace.com/en
 
○伊澤大使の京都精華大学オンラインセミナーでの講演
1月19日、伊澤大使は京都精華大学主催の講座「グローバル化の中の日本語教育」で講演を行いました。
(当日の様子:https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0U5JX2JeUqB17zC5BGWQw1Fd9enQU4Xrdfw7gJFCxyiRPJh9TF1vHB8KXMkZ5gj8fl&id=100078921276471
 
○新年賀詞交換会の開催
1月19日、大使公邸にて新年賀詞交換会が開催されました。参加いただきありがとうございました。
(当日の様子:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01372.html
 
○天皇誕生日レセプションの開催
2月1日、天皇誕生日レセプションが開催され、セネガル政府関係者や外交団から多くの人が参加しました。
(当日の様子:https://www.sn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01382.html
 
○当館SNSでは、セネガルで開催されるイベントの告知や当館の活動報告を行っています。他にもたくさんのコンテンツがあるますので、ぜひ定期的にアクセスしてみてください。
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○当館では、日本関連行事に関する情報を随時募集しております。皆様ご自身が実施される日本関連行事のほか、知り合いの方のご活動等についての情報を( mailmagazine-sn@dk.mofa.go.jp )までお知らせください。毎月末までに原稿をいただければ翌月のメールマガジンに掲載することができます。当館HPやSNSへの掲載は随時行います。
 
○当館のSNSアカウントは以下のとおりです。日・セネガル関係強化のため、是非ご関心のある投稿のRTやシェア等、皆さまのご協力をお願いいたします。
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○参考ホームページ
首相官邸ホームページ ( www.kantei.go.jp
外務省ホームページ ( www.mofa.go.jp/mofaj/
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○発行:在セネガル日本大使館
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